
デジタル画像相関法 (DIC) は、ほぼすべての材料について輪郭や、変形、振動、ひずみを測定するための3次元での全視野の非接触式光学手法です。当手法は、静的と動的の両方の応用で、引張、ねじり、曲げ、複合負荷を含む多数の試験で使用することができます。当手法は、非常に小さな (微小) 試験領域から大きな試験領域までに適用することができ、その結果はFEAの結果やひずみゲージと容易に比較することができます。
主な特徴:
- 変位とひずみを生画像に重ねた3次元での全視野のリアルタイム表示
- アナログ電圧出力とのリアルタイム相関 – 他の機器とのインターフェースのためにリアルタイムでデータを評価、表示、出力
- マルチカメラシステムにより、試験体の周囲を最大360度にわたり測定し、前面・背面の同時測定 (減肉測定) が可能
- 1 mm未満~数平方メートルの測定領域
- 迅速かつ簡単な自動校正手順
- オンラインフィードバックによる品質と精度
- 全データに信頼度マージン (誤差近似) を表示
- オープンデータ形式採用によるデータへのフルアクセス
- アナログデータの同期記録
- 比較のためのFEAソフトウェアへの拡張エクスポート機能
- 種々の座標系
- 高速度カメラによる高いフレームレートでの撮影
測定原理
Digital Image Correlation(DIC)は、グレー値のデジタル画像に基づくフルフィールド画像分析手法であり、負荷がかかっているオブジェクトの輪郭と変位を3次元で決定できます。